思い立ってから、まずはやったこと

自分のクリニックを開業するに当たり、数年前に某社の医院開業セミナーに参加したことがありましたが、殆ど医療機械や医療モールの物件、電子カルテの宣伝目的で有益な情報が得られなかったというのが実情でした。何をしたら良いのかが分からない、というやつです。

ただ、その中で唯一なるほど、と思えたのが《自分の信念をもって》開業することが大切、というニュアンスをどこの企業さんも仰られていたことでした。皆がこれだけ声を揃えて訴えているのだから、これだけは間違いの無いことだ、と思ったのを覚えています。

中々、信念というか、自分が何をしたいのかをモヤモヤと抱えている医師は多いと思うのですが、いや、やはり…これだっ…と言える医師は少ないのではないでしょうか。それまでは私は全く行動しませんでした。

行動を起こす最初のきっかけは、ある製薬企業の担当MRさんから言われたことでした。

先生、開業を考えていらっしゃるのであれば、開業支援の方に聞いてみるのは如何ですか?

えー、また、そういうのはお高いんでしょう?大学病院勤務の医師に莫大なコンサルテーション料なんて払えませんよぅ、と思っていたので2年ほどそのまま話も聞かずにそのままにしていました。ある日、いよいよ開業を思い立ち、まずは話を聞いてみよう、と話を進めたのが話の始まりです。

私の場合には同時に大学時代の友人に連絡をとり、承継物件(何らかの理由で開業後の管理者が続けることを断念したため、ハードウェア、ソフトウェアともに売りに出すことがあります)がないかなどをきいてみました。

2017年12月中旬のことです

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