2019年09月13日追記;オレンジ部分
本日(2019/04/15))、予定されていた院内検査の機械が搬入されました
午後から既に稼働を開始し、ご好評をいただいております
本日、導入されたのは全部で5種類ありますので、メーカー毎に
また、検査の種類ごとにご紹介していきたいと思います
まずは、arkrayのインフルエンザ抗原迅速検査から
要するにインフルエンザであるかをA型、B型に分けて陽性、陰性を判定する機械でございます
ほとんどの医療機関ではインフルエンザ抗原迅速検査は専用の機械などを導入などせず
イムノクロマトグラフィー法キットによる目視判定(検査者が目で見て陽性/陰性を判断)です
この機械のような蛍光免疫分析装置を導入しているところは少ないと思われます
機械が判断しますので、より客観的なデータが得られるのでとても良いのです
正直なところ、この機械、高いので導入するか否か迷ったのですが・・・
何よりこの機械のいいところ!
それは発熱後12時間待たなくてもよい!!(かもしれない)ところです
断定的なことは言えませんが、データによれば少ない抗原でも検知できる可能性があり
発症後、ウイルス抗原が増加してきている期間;要するに発熱後12時間以内でも
抗原を検知できる可能性があるということになります
発熱があってインフルエンザかと思って医者に行ったけれど
12時間経過してないから検査しても無意味、とか
明日また来て、とか
最初に検査したときは陰性だったけど、一向に熱が下がらないので
もう一度再検査してみたら実はやっぱり陽性だった・・・とか
私の勤務していた夜間急患センターでもよくあったことですし、皆さん経験あるのでは?
私としては、何よりそういう無意味な再診を減らす
という意味ではかって出てくれるのではないか、と思い導入した次第です
しかし、この機械にも残念な部分があります・・・
それは・・・
活躍しようにも、もう流行が終わっているところです
ちゃんちゃん
おあとがよろしいようで・・・
2019年09月13日;追記
現在、インフルエンザウイルスA型が流行しているようです
やっとこの機械の活躍するときが来たようです
皆様、インフルエンザがどうか良くわからないという場合には
当院へご受診ください