院長のつぶやき;取得資格について

医師の価値は取得した資格やその数に非ず
私はずっとそう考えてきましたし、これからもそう考えると思います
大学で研鑽を積み、知識、技術を得たのちに
認定内科医、血液専門医を取得して臨床を続けてきました
資格があるからと言って名医や良医であるわけではなく
その医師の人なりがそれを形成するものと考えています

院長挨拶に追記・記載させていただきましたが
令和元年7月3日に学位(医学博士)を取得することができました
学位というと、医師の間では「足裏の飯粒」と揶揄され

とらなくても痛くも痒くもないが
とらないとなんだか違和感がある

とよく言われます
なかなか面白い表現ですよね

大学の退職が決まった後も、大学で学術的な仕事をしてきたという証を残すという意味もあり
先月初旬に幾ばくかのお休みをいただいて、学位審査を受けました
前任教授、現教授、指導医、主査、副査の先生方のおかげ様で取得できた学位です

今の私にとって、必要であるかどうかは別として
今までの私がなしてきたことの卒業証書として学位を受け取りました

繰り返しますが
医師の価値は取得した資格やその数に非ず
私はずっとそう考えてきましたし、これからもそう考えると思います

名医でなくとも、良医となるべく
これからも努力を重ねていきたいと思います

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