インタビューを受けました

このところ、HER-SYSの登録数が
医療機関の負担になっているとのことで
テレビ朝日「サタデーステーション」から
発熱外来およびHER-SYSの負担について
インタービューを受けました

放送予定日時は2022年8月20日 20:54~
です

2022年8月15日はUターンラッシュで
ご要望が多いであろうと予想して
時間を拡張して発熱外来を行いました

結果、50人以上の発熱患者さんを
拝見しましたところ
翌日の結果では90%近くが陽性となり
HER-SYSの登録(保健所への報告)が
休診日にも仕事をしなければならない
そういう状況にありました

発熱の患者さんだけでなく
家庭内で感染し発症した方々も
「みなし陽性」のご要望が多く
これらの方々についても報告が必要で
休診日にもかかわらず休みがとれない
そういう状況でした

通常時も十数人の発熱患者さんを
毎日拝見しておりますが
翌日のHER-SYS登録は
昼休みや仕事終わりに行っています

これはどこの医療機関でも同じです
私だけが大変なわけじゃありませんし
感染者数増で仕方のないことです

政府は「全数把握」を見直す考えを
示しているようですが

「全数把握疾患」は1-4類感染症
新型インフルエンザ、新感染症や
5類感染症など発生数が希少
あるいは周囲への感染拡大防止を
図ることが目的であるのに対して

「定点把握疾患」は
発生動向の把握が必要なもののうち
患者数が多数であるもの、例えば
インフルエンザウイルス感染症は
7日間まとめて報告ができる仕組です

現状、SARS-CoV2感染症は
都市部では希少疾患とはいえず

AIDS、ウイルス性肝炎、梅毒、風疹
麻しん、百日咳などと同様に
5類の一部と同様に扱うことは
時期的には必然かもしれませんね

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