一般的にいわれる「風邪」「かぜ」「感冒」と言われるものは、上咽頭部つまりは喉の奥から鼻の奥の炎症をいいます
ときには急性胃腸炎を「お腹の風邪」なんて呼んだりもしますね、要するに胃や腸などの消化管で炎症が起きているわけです
一言で炎症と言っても、非感染性のものもありますし、感染性のものもあります
感染性の炎症について、少し触れたいと思います
特に、何が原因で、その炎症が起きているのか、ということがとりわけ大事になってくるわけですが、ここではもう大まかに分けてしまいます
1つめウイルス(インフルエンザウイルスが一番身近でしょうか)
2つめ細菌(よくいわれる「ばい菌」というやつです)
3つめ真菌(よくいわれる「カビ」というやつです)
おしまい
本当は細かく分ければキリがないのでしょうが、とりあえず知っておいて頂きたいのは、これだけです
実は風邪は殆どの場合が「ウイルス」が原因で、特効薬というべきものは存在していない(インフルエンザウイルスや肝炎ウイルス、サイトメガロウイルス、ヘルペスウイルス、ヒト免疫不全ウイルス等の特殊性が高い、あるいは生命に関与することがあるものは抗ウイルス薬が開発されますが、ヒトの基礎的な免疫の力で対抗できうるものについては特効薬は開発されません)ので、使うべき薬はありません
ただ、それでは医師として脳がないので、症状に見合ったお薬を処方いたします
炎症によって喉が痛い、痰が絡む、咳がでる、ムズムズした感じがある、微熱がある、体がだるい、食欲がない等、様々な症状を引き起こすのが風邪ですので、ご相談しながら治療に臨みましょう
細菌や真菌に感染している場合には、症状は劇的で、微熱ではなく大熱がでることが殆どで、その場合にはしかるべき検査を行って原因を確かめなければなりません
ウイルス感染を起こして粘膜があれたところに違う病原因が感染することもあるので、なかなか良くならない場合には詳しい検査が必要になるかもしれません
ですので、当院では、感冒症と診断された患者さんには、対症療法の薬剤を4-5日分処方し、ご自身の免疫の力で経過をみていただくことにしています、もちろん例外はありますが、基本理念は「無駄なく、安全に、効果的に」ですので、ご理解をいただきたいと存じます
ご希望があれば、症状にあわせて検査を追加することもできますので、ご相談ください
適切に診療させていただきます
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風邪について大変わかりやすい解説でした。それぞれの症状の特徴が理解しやすく勉強になりました。ありがとうございまーす。