スタッフ~皆さんへpart20

骨粗しょう症について

骨粗鬆症

骨は建築でいうと鉄骨に似ていて、建物では鉄骨とコンクリートで
基本部分ができていますがそのコンクリートに当たる部分が少なることで
内部が隙間だらけになり、弱くなるため僅かな衝撃でも骨折してしまいます

腿の付け根(大腿骨頸部)の骨折は治療に数か月掛かり
その間殆ど動く事が出来ませんので、特に高齢者は体力が低下し
そのまま寝たきりになる事もあります

骨粗鬆症を早期に見付け、治療する事が重要です

骨粗鬆症には殆ど自覚症状がありません
症状が現れないまま進行するのがこの病気の特徴です
治療は何らかの症状が現れてから始めるのでは無く
骨量が減っていると分かった時から治療を始め
骨折を防ぐ事が大切です

骨粗鬆症の原因として、高齢者は食事の量が少なく
カルシウムやビタミンD等、骨の形成に必要な栄養素が不足しがちです
更に栄養素を腸で吸収する力も低下しています
日光にあたる機会が少なくなったり運動量が減る事も骨量減少の一因です

  • カルシウム➡乳製品に多く含まれるカルシウムはカラダに吸収されやすい
  • ビタミンD➡魚に多く含まれ、カルシウムの吸収率を高め、骨に作用して骨量を増やす

一旦減った骨量は、急速に元に戻る事はありません
この為途中で治療を中断してしまうと
骨折を防ぐという骨粗鬆症の治療目的は達せられません
患者さんそれぞれの骨粗鬆症の原因や
他の薬との飲み合わせなどを考慮して処方されます

当クリニックでよくご相談されてみては如何でしょうか?🦴

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